大成功したAVEDAの30周年記念ステージでしたが、その裏側ではさまざまな苦労や努力がありました。ここではステージ準備の一部をご紹介します。
半年以上もの国内での準備や、モデルオーディションのための渡米など、事前の準備も大変な物だったのですが、渡米してからの直前の準備も大変でした。
事前にモデルオーディションを行っていた甲斐もあって、KOZOチームは今回参加したチームの中でも、最高レベルのモデルさん達に参加していただくことができました。
しかし、そんな優れたモデルさん達からも、国民性の違いや文化の違いを痛感させられました。KOZOチームはステージを直前に控え、いくら時間があっても足りない状態。朝から晩までステージの準備に追われているのですが、アメリカは契約社会ですからモデルさん達は拘束時間が終わるときっちり帰ってしまいます。
日本ならある程度融通が利くのですがそうはいきません。また、ステージ数日前になって降板してしまうモデルさんがいたりと、なかなか大変でした。
当日までのステージの仕込みはアヴェダの4階建てのスクールサロン(AVEDA institute)のホールを使用しましたが、スクールのホールとは思えない、素晴らしいホールで、もともとは個人所有の建物だったそうですが、このホールでヘアーショーができるような建物でした。
ライバルチームの3チームとシェアしながらホールを使っていたので、お互い様子を見ながらかなり気合いを入れて仕込みを行うことができました。
会場でのリハーサルも行いましたが、こちらからお願いしていた段取りが全く伝わっておらず、みな唖然としてしまいました。
直前のリハーサルでこのような事態は、日本やヨーロッパのヘアーショーではありえません。当日の演出について大きな不安が残りました。
数々の不安があったのですが、結果的にはすべての問題をクリアすることができました。
モデルさん達については、KOZOチームのスタッフと、日本人のモデルさんの二人がコミュニケーションをとれるようになると、さすがプロのモデルさん達です。限られて時間の中できっちりとステージプランをマスターしてくれました。
また、リハーサルで発覚した段取りの不備についても、アヴェダの日本人スタッフの方々を通じ、KOZOチームのプランを伝える事ができました。そのおかげで、本番のステージは思い通りの仕上がりになったのです。
当日のステージは以前お知らせいたしましたように、大成功を納めました。
このような海外のステージでは、国や地域の違いによって思いもよらないトラブルに見舞われます。そんなときに大切なことは、なんとかしてやり抜く強い「気持ち」と「自信」です。
KOZOがこのような海外のステージに選ばれたのは、「気持ち」と「技術」を兼ね備えているからなのです。これからもKOZOはステージでの活動を行ってまいりますので、ご期待ください。
コメント